【日本郵便Honda Dream TP】2024 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 SUPERBIKE RACE in KYUSHU
怪我の小山が気合の走行も・・・
ST600クラスの小山は、走行ごとに傷が癒えていないヒザが痛み厳しい状況となっていた。その中でも得意のオートポリスだけにHonda勢ではトップのタイムを出していた。予選では、1分53秒924で7番手。 大和颯は、ST600で初めて走るオートポリスに苦戦。予選は18番手となっていたが、今回こそポイントを獲得するべくレースに挑む覚悟だった。 しかし・・・決勝は、スタート直後に発生したアクシデントのためキャンセルになってしまう。 このアクシデントで亡くなられた芳賀涼大選手に心から哀悼の意を表します。
日本郵便HondaDream 選手コメント
────────── JSB1000クラス #33 高橋巧選手コメント ────────── 今シーズン始めから、ずっと同じ問題を抱えてきていて、チームと一緒に解決しようと、いろいろ試してきました。レース序盤のペースが課題なのですが、中盤から終盤のペースは、良いというよりは、落ち幅が少ないという状況です。 その中で、Honda勢としての今シーズン初表彰台を獲ることができたのは良かったです。表彰台で想像以上に名前を呼んでもらえてびっくりしましたが、こういうことがあるからこそ次も頑張ろうと思えますし、次は実力で表彰台を獲れるように頑張ります。 これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました。 ────────── ST600クラス #5 小山知良選手コメント ────────── 事前テストが台風で中止となったことは、足にハンディのある身としては逆に言えば追い風だったと思います。周りは手探りでしたが、僕の場合は経験値があるので、車体のアップデートやコースの攻略と予想していたよりもうまく進められていました。ただセッションを重ねるにつれて痛みが増し、復帰が少し早かったかもしれません。 ただSUGOのときに“オートポリスで復帰する”と皆さんの前で言ったので有言実行で頑張りました。残念ながらレースは中止となってしまいましたが、グランドスタンドにいた方には1コーナーを2番手で立ち上がった僕の姿をお見せできたと思います。思っていた以上に足の状態が悪いのですが、次戦岡山も頑張って走るので応援よろしくお願いいたします。 ────────── J-GP3クラス #12 岡崎静夏選手コメント ────────── 今回はレースウイークを通して安定してタイムを出せていたので、決勝でも上位を狙っていました。ただ、レースになって初めて集団で走ったのですが、そこでブレーキングはよかったのですが、想定していない部分もあり、まだまだ読みが足りませんでした。 小山選手のアドバイスも大きく、レースでやりべきことを明確にしてくれています。ただ、まだまだアドバイスの2、3割しか実行できていないので、もっと技術力、腕力、体力をしっかり身につけて次戦岡山で実行していきたいと思っています。