【尼崎ボート・SGグラチャン】土屋智則がSG2度目V/リップサービス実った!/トップSから完勝劇
■プロフィル ◆土屋智則(つちや・とものり)1985年2月6日生まれ。群馬県伊勢崎市出身。伊勢崎商高卒業。登録番号4362。2005年11月にデビューの97期。09年1月にとこなめで初V。GⅠは17年6月の江戸川周年で初制覇を果たし10優出2V。SGは23年3月の平和島クラシックで初Vを挙げ、今回で4優出2V。亡くなった父・栄三さんは元オートレーサー、姉・千明はボートレーサー。164センチ、55キロ、B型。
■戦い終わって 池田浩二(3着)Sは展示で決まらなかったので早仕掛けしてアジャストばかり。行き足がこなかった分、置いていかれたし、足は並だった。 平本真之(4着)少し合っていなかったし、急に風がやんでSも行けなかった。難しい一日だった。Sも横一線では6コースは厳しい。勝った土屋君がお見事だった。 上條暢嵩(5着)セット交換は考えずに勝負しようと思っていた。正直、セット交換の人とは足の差があったかもしれないが、ここまで頑張れたし、また次のSGでも頑張る。 西村拓也(6着)回転が上がりやすい気象条件の方が伸びは良かったが、優勝戦は上がりにくい条件で厳しかった。1Mも宮地選手がうまかった。 宮地元輝は悔しい準V 常に一戦必勝を自らに課す宮地元輝は、2号艇での準Vの結果にも及第点を与えることはなかった。「一生懸命やったつもりだったんですけどね。2着分の仕事しかできませんでした。満足のいく仕上がりではなかった」と、優勝まで届かなかった原因を自らの調整力不足に求めた。スリットも16と、優勝したイン土屋智則の13には及ばず、「行き切れなかった」と無念の一言。ただ、前回のSGの多摩川オールスターは、同じ優出2号艇で全く見せ場なく6着だったが、今回は十分に好内容の走りを見せた。