四季報「新春号」先取り ! 有望テーマの関連80銘柄リスト
四季報オンライン
『週刊東洋経済』2022年12月17号 (12月12日発売)では「総力戦で勝つ! 株の道場」を特集。12月16日に発売となる 『会社四季報』2023年1集(新春号) のデータを先取りする形で、2023年相場の攻略法などを解説している。その中から本記事では、新春号で注目しておきたい10のテーマと関連銘柄を紹介する。コロナ禍からの経済再開が欧米より遅れて進む日本。政府の「全国旅行支援」は2023年も継続される。株式市場では経済正常化の動きが引き続き注目を集めそうだ。 下表は12月16日発売の『会社四季報』2023年1集新春号から、文章で有望テーマに触れている銘柄を抽出したもの。オリエンタルランド(4661)は旅行関連として何度も蒸し返されることになるだろう。 電力の変換や制御に使われるパワー半導体。EV(電気自動車)向けなどで需要が一段と高まりそうだ。東洋炭素(5310)や浜井産業(6131)、ディスコ(6146)など多くの企業の今期増益要因になっている。富士電機(6504)では来2024年3月期も業績の牽引役になるとみられている。 厳しいゼロコロナ政策が続く中国の代わりにインドで展開を加速する日本企業は多い。佐鳥電機(7420)はバイクの電動化をにらみ、パラマウントベッドホールディングス(7817)は介護市場の成長を見込む。住友不動産(8830)はムンバイで2棟目となる大型オフィスビルの用地を取得した。 物価上昇と人手不足が続く中、従業員の賃上げに意欲的な企業には優秀な人材が集まる。システム開発のCIJ(4826)はインフレ手当を支給、工作機械メーカーのソディック(6143)は平均9%の賃上げを実施する。 (東洋経済 記者)
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福田 淳