今すぐ食事に追加したい、腸内環境を改善する5つの食べ物
※この記事は、海外のサイト『グッド・ハウスキーピング』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 健康系で話題のトピックといえば、腸活。イギリスのサプリブランド「ホランド&バレット」が有資格の栄養士による無料の腸活セッションを始めたり、「ゾーイ」(ティム・スペクター教授が共同開発した栄養管理アプリ)が「マークス・アンド・スペンサー」と提携して腸の健康に焦点を当てたドリンクの発売を開始したり、今や読者の今年の抱負に「腸内細菌の改善」が入っていてもおかしくない状況になっている。 腸が健康だと、免疫力が強化され、消化器官や皮膚の健康状態が改善し、そのうえ気分も向上する。健康な腸に不可欠なのは、腸内の「善玉菌」の多様性にある。これを実現する最善策は、プラントベースの食品を毎週約30品目食べるという目標を設定すること。最初は、この目標を大きく下回っている人にとってはとくに、この数字を達成することが難しく感じるかもしれないけれど、より簡単に到達するためのおすすめの食べ方も紹介するので参考にしてみて。 プラントベース食品には、果物、野菜、全粒穀物、豆類、ナッツ類、シード類、ハーブ、スパイスが含まれる。それぞれの食品は、善玉菌の繁殖に必要なさまざまな食物繊維や栄養素を含むので、多様性をもたせることが重要となる。 食物繊維は腸内細菌の餌となり、細菌の種類によって好みの食物繊維は変わる。これこそが、プラントベース食品を幅広く摂取する必要がある理由。それではさっそく、食事に追加するだけで簡単に腸の健康を改善できるおすすめの食品をご紹介。
レンズ豆
レンズ豆には、善玉菌の増殖を促進するガラクトオリゴ糖と呼ばれるプレバイオティクスを含む食物繊維が豊富に含まれている。 これ以外の優れたプレバイオティクス源としては、いんげん豆、ひよこ豆、キクイモ、たまねぎ、にんにく、アスパラガス、リーキなどが挙げられる。食事に取り入れる場合は、カレーやスープ、シチューに、缶詰のいんげん豆やレンズ豆を加えるのがおすすめ。袋に入った調理済レンズ豆もぜひ試してみて。ロースト野菜、サラダ菜、トーストしたシード類と組み合わせると、食物繊維が豊富な簡単サラダのベースにできる。