気を付けて! 再冷凍NGな3つの食べ物
※この記事は、海外のサイト『delish』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 史上最高の技術的進歩の一つ、それは冷凍庫の発明。冷凍庫のおかげで残り物の寿命を延ばせるし、いつでもアイスクリームが食べられるうえ、スーパーで冷凍食品を買いだめできる。 とはいえ、人生にはアクシデントがつきもの。冷蔵庫で鶏肉を解凍していたことを忘れてしまったり、冷凍庫の調子が悪くて中の食品がすべて溶けてしまうこともある。安全な食べ物を無駄にすることはできれば避けたいけれど、一度解凍した食べ物は再冷凍しても大丈夫なの? この問いに答えるのは、少し難しいかもしれない。不適切なやり方だと食品の品質が落ちたり、最悪の場合安全性が損なわれる恐れがある。一度解凍した食品を冷凍庫に戻す場合は、このガイドを参考にしてみて。
絶対に再冷凍してはいけない食品
冷凍すると新鮮な食品における有害な細菌の増殖を防げるけれど、賞味期限が切れた食品の場合、既存の細菌が休眠状態になってしまうこともある。また食品の保存方法で腐敗の速度が変わるのは確かだけど、食品の中にはより細菌の影響を受けやすいものもある。ここでは、冷凍庫に戻すべきでないリスクの高い食品を見ていこう。 ・冷蔵庫以外で解凍したたんぱく質 肉や鶏肉、魚介類を解凍する方法はいろいろあるけれど、一番安全な方法は冷蔵庫で徐々に解凍すること。もっとも時間がかかる方法ではあるけれど、細菌の増殖を最小限に抑えられ、生のたんぱく質を再冷凍する場合この解凍法が唯一本当に安全と言える。いっぽうで、キッチンカウンターの上や電子レンジの中、または流水で解凍したたんぱく質を再冷凍するのは安全ではない。 ・果汁 糖分の多い果汁は発酵プロセスがすぐに始まり、数日以内に発酵が終了することもある。そのため、濃縮果汁は解凍後すぐに使用するか、そうでなければ廃棄するのがおすすめ。 ・アイスクリーム 上記の食品は安全上の理由から再冷凍すべきでないけれど、アイスクリームはその品質の問題から再冷凍すべきでない食品。アイスクリームのなめらかで贅沢な食感は、乳製品を凍らせる撹拌過程で気泡を取り込むことで生まれる。溶けたアイスクリームを冷凍庫に戻しても、乳白色の氷の塊になってしまう。とはいえ、がっかりするのはまだ早い。溶けたアイスクリームは、ライスプディングにリメイクできる。