気を付けて! 再冷凍NGな3つの食べ物
注意しながら再冷凍すべき食品
・繊細なたんぱく質 冷蔵庫で解凍したたんぱく質は基本的に安全に再冷凍できるけれど、だからといって必ずしも再冷凍が推奨されるわけではない。冷凍すると食品内の水分が膨張し、細胞壁を破壊して、食感や品質が損なわれる。魚のように繊細な構造を持つ食品でこれが起こると、品質がかなり下がってしまう。 魚やその他の繊細な食品は、食感が隠れるスープなどに使用するよう専門家は勧めている。たんぱく質をメイン料理に使う場合は、一度以上冷凍するのは避けること。 ・数日間解凍されたままの食べ物 冷凍庫は細菌の繁殖を防ぐけれど、時間を戻すことはできない。つまり、賞味期限切れ間近の食品は、冷凍時間がどの程度でも鮮度が増すことはありえない。生でも加熱済みでも腐りやすい食品には、食品ごとにこれ以上食べるのは危険とみなされるタイムリミットがある。 米保健福祉省では、食品の保存期間を判断するのに役立つ便利なチャートを用意している。個々の状況に応じて多少の違いはあるけれど、一般的な目安として、解凍して3日か経過した食品はすぐに調理するか、食べるか、廃棄するのがベスト。
translation : Mutsumi Matsunobu cooperation : Yumi Kawamura photo : Getty Images