名古屋オーシャンズと学校法人作陽学園が連携、協力に関する締結を締結!フットサルを通じた地域活性化や選手育成・指導を目指す
9月17日、名古屋オーシャンズと学校法人作陽学園が連携協定を締結。岡山県倉敷市で調印式を行い、作陽学園・松田英毅理事長と名古屋・櫻井嘉人代表取締役が署名した。 【映像】新生・日本代表“健介ジャパン”初日トレーニングの様子
指導者や選手の交流を図る
作陽学園は今年7月、2025年4月にくらしき作陽大学フットサル部を新設し、元日本代表で元名古屋のOBでもある渡邉知晃氏を監督として迎え入れることを発表。渡邉氏は先んじて同学園の高校部門である作陽学園高校サッカー部にも携わり、8月の全日本U-18フットサル選手権大会に向けてフットサルのトレーニングを担当。同大会でも指揮を執り、ベスト8の成績を収めた。 名古屋と作陽学園は指導者や選手の交流を増やし、フットサルを通じた地域の活性化やジュニアスポーツ指導の推進など、組織的な連携・協力体制を築くことを目指していく。 これまで、作陽学園高校はフットサルにも力を入れ、全日本U-18フットサル選手権大会の優勝経験ももつ。日本代表でも活躍する橋本澪良をはじめ、菅谷和寿や湯浅拓斗などの選手を輩出し、高校年代のサッカーを経てフットサルへ転向する選手も増えてきている。今後、作陽学園では、高校年代でフットサルの適性を知り、大学で技術や戦術を深め、そしてトップの舞台へという流れが加速することが予想される。その点で、今回の名古屋との協定は大きな意味をもつことになるだろう。 名古屋の代表取締役・櫻井氏は「機会をいただいたので、一緒にトレーニングをしたり、(岡山で)試合などもさせていただきたい」と話し、作陽学園の理事長・松田氏は「倉敷にとっても岡山にとっても非常に刺激になる。長続きする実のあることにしていきたい」と、互いに今回の協定をきっかけに交流、連携を強化していく姿勢を示した。