【情報リーク】トヨタの中国向け新型電気自動車bZ3Cの画像と技術データがリーク 驚くべきことにその技術はBYDから提供されたものだ!
トヨタbZ3C:中国向け新型電気自動車。中国の省庁がトヨタの新型電気自動車bZ3Cの画像と技術データをリークした。その技術はBYDから提供されたものだ!
名前は特別キャッチーなものではなく、見た目はよく知られたモデルに奇妙に似ており、技術の一部は別のメーカーから提供されたものだ。しかし、一つずつ見ていこう。トヨタは2024年春、中国向けのニューモデルを発表した。電気自動車で、そのネーミングは日本人にとっては、特別なものである。2022年半ばにSUVの「bZ4X」が発売されて以来、このブランドは「普通の」名前から離れ、代わりに文字と数字の組み合わせを電気自動車に与えている。 中国向けのニューモデルも例外ではなく、「bZ3C」と呼ばれている。どうやらクロスオーバーのようだ。今回、中国工業情報化部(MIIT)が画像と技術データをリークした。
外観はプリウスからインスピレーションを得ているようだ
画像から、特に正面と側面から見たこの車は、トヨタの最も重要なモデルの1つである「プリウス」を非常に彷彿とさせる。特に照明デザインと窓のラインは、同ブランドの人気ハイブリッド車から強い影響を受けているように見える。一方、「bZ3C」の後部は、非常に背の高いトランクリッドとそれに合わせて狭いリアウィンドウを備え、異なるプロポーションとなっている。 この新型電気自動車は、セグメントも異なる。トヨタは中国でSUVクーペとして投入される。これは、「テスラ モデルY」から顧客を奪うために使用される可能性がある。 全長4,780cmという「bZ3C」は、「テスラ モデルY」よりも3cm長いだけだが、全幅は1,866cmで、5cm狭い。最も顕著な違いは高さで、1,510cmというトヨタ車は、米国の競合車よりも9cm低い。
BYDの駆動システム
そして何よりも重大な事実は、トヨタが技術支援を求めたのがBYDで、直接駆動システム一式をBYDがトヨタに供給しているということだ。データシートには200kW(272馬力)と記載されている。バッテリーパックのサイズと、それによる航続距離はまだ明らかにされていない。しかし、遅くとも2024年末までには、新型「bZ3C」が公式に発表される予定なので、その時までにはわかるだろう。この車が後日ドイツでも販売されるかどうかはまだわかっていない。
Katharina Berndt