梨花、新ブランド立ち上げ&カリフォルニア移住 「年齢をかみしめたい」51歳の今
◆いろいろな初めてが重なったハワイ生活
2014年に梨花は家族と共にハワイに移住した。ハワイで暮らした10年は梨花にとって、どんな年月だったのだろうか? 「これはね、たぶん泣いちゃうと思う。今回カリフォルニアに引っ越す前に、ハワイでホテルで仮暮らしをしてたんですよ。あと1ヵ月でカリフォルニアに行くんだと車を運転しながら思うと、通る道によって思い出すことがすごくあって。全部が初めてだったと思うの。海外に住むことも、子育ても、アパレルをやっているのに海外に行っちゃってることとか。40代っていう女性的な年齢も。全部の初めてが重なって。正直辛かったり、大変だったりがあった。でもその時に、一生懸命だったんだと思うんだよね。とにかく一生懸命だったと思うの。そのときの自分や、自分と同じくらいの身長になった息子を感じると泣きそうになるわけよ。 ハワイの人って優しいから、英語が全然できなくても、聞き取ろうとしてくれるし。自分の人生の中でハワイで過ごしたっていう10年、すごい時間だったなって思う。でも今は、カリフォルニアに行ってよかったよねって思えるようになりたいし、したいなってすごく思う」 8月から始まったカリフォルニアでの生活。大谷フィーバーも体感した。 「うちの主人と息子はデコピンの始球式があった試合も行ってたし、ボブルヘッド人形をもらって帰って来てたり。…オークションで売ったらいくらなんだろう?(笑)。私は山本さんが投げて、大谷さんがホームランを打った時に行ってるんですけど。球場行ったらすごかったね。クラブみたいなの。お祭りみたいに盛り上がってた」 梨花と言えば、バラエティー番組にも引っ張りだこだった。 「海外でも日本のテレビ番組は見られるし、うちの主人がよく見ています。私はすごいテレビっ子だったんだけど、今はついていたら見る感じかな。懐かしいなぁって見てる感じではないですね。私だったらこうするな…って、ないない!(笑) だって、全然違うもん! 今私があの当時みたいな発言をしたらつまみ出されちゃう(笑)」 最愛の息子は今年13歳となる。 「ティーンエージャーになるわけで。手足は私より大きいとか、身長一緒とか、そうなったんだなと感じると感慨深いですよね。でもまだ、高校生くらいからさらに感じるんでしょうし、すごく楽しんでますけどね、そういう感じを。 夏休みになると息子と一緒に日本に帰って来ていて、夏休みだけは息子がいながらの仕事になるんです。私は普段海外では専業主婦、こっちに来たときは仕事で帰ってきているって分かれているんですけど、みんなは一緒でしょ? これは大変だなぁと思った。 息子が小さかったころは、お母さんが1ヵ月家を離れているのって育児放棄かよ!ってすごく胸が痛かったり悩んだ時期もあったんだけど。今は子育ての段階も一段上がったので、前より引っ張らないね。子どもを産んで変わったのは、神頼みしない、切り替えが早いということ(笑)」 年齢を重ねた自分や、日々の生活を楽しみながら生きる梨花。これからもさまざまな活動で、周囲に明るいメッセージを届けてくれることは間違いなさそうだ。 梨花がブランドファウンダーを務める「/r laje uneglerie」は11月9日ローンチ。同日オンラインで「スキンオイル」を発売。11月9日には東京にてPOP UPイベントも開催。