立憲民主・枝野代表が定例会見3月1日(全文1)働かせ方改革を働き方改革に
立憲民主党の枝野幸男代表が1日午後4時から定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】立憲民主党の枝野代表が定例会見(2018年3月1日)」に対応しております。
枝野代表の冒頭発言
司会:今日はお集まりいただきましてありがとうございます。枝野代表の定例記者会見を始めさせていただきます。まず冒頭、代表のほうからお願いします。 枝野:はい。月一遍の定例会見ということでした。ご承知のとおり、昨日が衆議院での予算の強行的な採決ということで今日にさせていただきました。残念ながら組み替えることもなく予算は衆議院を通過いたしましたが、本当に地道な国会での、わが党を中心として野党各党の質疑を通じて、裁量労働制についての問題点が明らかになり、そしてそれに対して国民の皆さんも、これはおかしいということで反応して、声を上げていただいた、その成果として裁量労働制については事実上、今国会は断念をするという成果につなげることができました。多くの仲間が国会審議において頑張ってくれたこと。また当事者、過労死でご身内を亡くされた皆さんはもちろんですけれども、そうした声などに応えて、さまざまな皆さんが、あえて言えばサイレントマジョリティーのうねりを起こしていただいたおかげだというふうに感謝を申し上げます。 しかし終わった話ではございません。そもそもがいい加減なデータに基づいて法案が提出をされようとしていた。議論が進められていたという瑕疵が補われたわけではありません。また裁量労働制的な働き方のほうが労働時間が短くなるという、この誤ったデータに基づく議論は、高度プロフェッショナル制度についても同じ議論が基本的にはなされてきたものでありまして、裁量労働制に関する問題と、ほぼ同じ問題は、高度プロフェッショナル制度にもあります。これについても同時に今国会を断念して、切り離して、そして労働時間に関するきちっとした調査を踏まえた上で、議論をもう一度やり直すべきであるということを、参議院の議論を通じても、しっかりと進めてまいりたいというふうに思っております。 参議院は残念ながら今、仲間の数が非常に少ないということの中で、1回ごとの質問の時間は短くなりますが、一騎当千の仲間がそろっておりますので、その時間を十分に生かして充実した審議をしてくれるものというふうに期待をしているところでございます。冒頭、私からは以上です。 司会:はい。それでは質問のほうをお受けしたいと思いますが、いつものとおり社名、ご所属、お名前を冒頭に申し上げていただいて、挙手をしていただけると。