立憲民主・枝野代表が定例会見3月1日(全文1)働かせ方改革を働き方改革に
裁量労働制について
TBS:すいません、TBSの【コバヤシ 00:03:21】と申します。裁量労働制に関してなんですけれども、牧原厚労副大臣が本日、自民党の部会の中で厚労省は強制労働させられている、野党の議論は公開リンチだという発言をしまして、その後のぶら下がりで役人の発言を紹介しただけだというような釈明をしているんですけれども、これについて受け止めがあればお願いします。 枝野:報道等は承知をしておりますが、事実関係を直接、確認をしたわけではありませんので、事実確認をした上で、もしそのような趣旨のことが本当にあったのだとすればしかるべく、担当のところで対応してくれるんじゃないかというふうに思っています。 司会:はい。それでは先に裁量労働制、働き方改革関連でございますか。
立憲民主党として対案の作成作業の進捗状況について
読売新聞:読売新聞の【オザキ 00:04:14】です。立憲民主党として対案の作成作業の進捗状況をお聞かせください。 枝野:裁量労働制絡みというか働かせ方改革ですね。働かせ方改革が働き方改革になるように、長時間労働の規制、インターバル規制なども含めたものの議論は相当、進んでいるというふうに承知をしております。裁量労働制が外されたとは言いながら、高度プロフェッショナル制度など残っておりますので、従来の作業をさらに加速をして、他の野党も議論が進んでいるという話も承知をしておりますので、わが党としての見解をまとめた上で他党と、できればすり合わせをしたいというふうに思っています。 司会:はい。この関係でほかにございますか。じゃあ。
残業の上限規制について
時事通信:時事の【*マチ 00:05:10】です。今おっしゃった切り離しの高プロに加えて、残る部分なんですけれども、特に残業の上限規制について今、立憲としての見解をお伺いできますか。 枝野:はい。残業について、法律で明確な規制が入るということは前進だというふうに思っています。ただそれが100時間という数字が適切であるのかどうかということについては、いわゆる過労死ラインを超えているという指摘は、すでにされているところでありますので、法規制が加わるというプラス面と、ただ数字が100時間というのは大き過ぎるのではないかというところの兼ね合いを見ながら、できるならば、より短い上限時間で法的な規制を加えるという、あるべき方向に向けて努力をしたいというふうに思っています。 司会:はい。