【速報】中上貴晶がMotoGPフル参戦終了! ソムキアット・チャントラがHonda LCRから参戦決定
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────────── IDEMITSU Honda LCR 中上貴晶選手 ────────── 「この度、2024年シーズンでMotoGPレギュラーライダーとしてのキャリアを終えることを決断いたしました。これまであたたかく応援していただきましたファンの皆様には心から感謝を申し上げます。また長きにわたりサポートくださいました出光興産株式会社様、ならびにHonda様に改めて御礼を申し上げます。2025年からはHRCのマシン開発に携わることとなりました。MotoGPでの7年間の経験を生かして尽力できることは大変やりがいを感じており、とてもうれしく思っております。10月にもてぎで日本GPが開催されます。ここまで大変厳しい状況が続いてはおりますが、日本の皆様の声援をエネルギーに変え少しでも上位でフィニッシュしたいと思います」 ────────── ソムキアット・チャントラ選手 ────────── 「LCRチームに加わることができて大変うれしく思います。MotoGPの世界で戦うことが夢でしたが、遂にそれを実現することになりました。今まで自分のキャリアを支えてくれたすべてのスポンサーと関係者の皆様に感謝したいと思います。来シーズンからは、最高峰クラスで学び、最大限の力を発揮し、この新しい冒険を楽しむことに全力で取り組みます。難しいとは思いますが、ベストを尽くします」 ────────── 株式会社ホンダ・レーシング(HRC)代表取締役社長 渡辺康治 ────────── 「中上貴晶選手、延べ15年のロードレース世界選手権での戦い、本当にお疲れさまでした。日本人として初めてMotoGPクラスで7シーズン114戦以上出走し、ポールポジションも記録するなど、Hondaとともに活躍してくれたことを誇りに思います。そしてこれからも、HondaのMotoGPマシン開発ライダーとして携わってくれることを、大変心強く思います。HondaおよびHRCにとって今までに経験したことがない厳しいシーズンが続いていますが、この状況を1日でも早く脱するためには一層の開発体制の強化は必須であり、最高峰クラスで戦ってきた中上選手の経験やスキルに期待をしています」 「ソムキアット・チャントラ選手のMotoGPクラスへの昇格を発表できることを大変うれしく思います。Hondaが長い間取り組んできた、アジアから世界で活躍できるライダーを送り出す活動が実を結び、今後も同地域でのモータースポーツ振興に大いに貢献できると考えています。最高峰クラスでさらに活躍し、多くの若者の目標となるグランプリライダーに成長してくれることを願っています」 ────────── Honda LCR チームプリンシパル&CEO ルーチョ・チェッキネロ ────────── 「我々は、HRCと同じく、ソムキアット・チャントラ選手が二輪レースの最高峰でチャンスを得るにふさわしく、彼のような素晴らしいアジアの才能を迎える時が来たと考えています。チャントラ選手は、Moto2での数年間の経験を通じて成長し、MotoGPで強いライダーになるためのポテンシャルとスキルを持っていることを示してきました。LCRとHondaは、この新しいプロジェクトのさまざまな局面で、彼をサポートするためにベストを尽くします」
Webikeプラス編集部