SUPER GT第1戦プレビュー 2024年シーズン開幕! まず、勝ち名乗りを上げるのは?
適応力の高さがカギ!?
先月、2度にわたって行なわれた公式テストでは、様々な“変化”にいち早く対応しようと、各チーム、ドライバーが総力上げて準備したメニューに取り組む姿が見られた。ウエットコンディションのセッションもあり、さまざまな状況を想定したシミュレーションにも着手したと思われる。
一方、岡山でのレースウィークは、春本番の陽気に恵まれたとしても日中は気温の変動が大きい頃でもある。持ち込む4セットのタイヤスペックの組み合わせも気になる。不確定要素であふれる岡山は、戦う側にとってハードワークばかりだが、ファンとしては予測不可能な面白さでいっぱいの一戦になること、間違いなしだ。
■ドライバーからひと言! 松田次生(2023年岡山大会ポールポジション獲得者)
去年は雨の中、13年ぶりにポールポジションを獲れて嬉しかったですね。決勝でも目まぐるしくコンディションが変わって大変でしたが、自身の最多勝記録も24勝に伸ばすことができたし、岡山はゲンのいいサーキットです。
岡山は観客席とコースの距離が結構近いサーキットで迫力がありますよね。1コーナーから続くコーナー、さらにダブルヘアピン(レッドマン&ホッブスコーナー)といろんな場所で走るクルマを見て欲しいと思います。
今年はヨコハマタイヤで戦うことになったので、乗り方含めてアジャストするのが大変ですが、一生懸命調整中です。新天地でがんばって結果につなげられるような走りをしたいと思っているので、ぜひ応援してください!
文:島村元子
島村 元子