田淵幸一に次ぐ史上7番目の早さ 山川穂高、32号ソロで通算250本塁打達成 史上70人目の快挙に鷹ファン歓喜
◆ソフトバンク―楽天(21日、みずほペイペイドーム) ソフトバンクの山川穂高が32号ソロを放ち、通算250本塁打を記録した。 ■王効果!250号達成の山川、試合前に王会長と打撃談義【写真】 先頭で打席が回ってきた7回、楽天先発瀧中瞭太のスライダーを強振。打球は左翼スタンドに吸い込まれていった。 ダイヤモンドをゆっくりと1周し、ベンチ前で「どすこいポーズ」を披露した後、記念ボードを掲げた。 250本塁打は史上70人目の快挙で、919試合目での到達は、田淵幸一氏(阪神)の896試合に次ぐ7番目の早さだ。山川は2014年に富士大からドラフト2位で西武に入団。ルーキーイヤーの同年9月15日の楽天戦(ベルーナドーム)で辛島航から1号ソロホームランを放つと、3年目以降に量産。18、19、22年には本塁打王を獲得した。 山川は「数字は大事にしてますけど、通算の数字は気にしてない」と語っていたが、レジェンドたちとともに球界を代表する大砲として名を刻んだ。
西日本新聞社