ランパンプス寺内は出禁!? 将門様を祀る江戸の総鎮守、神田明神にてランパンプスが合格祈願!
寺内:まあ、国への届け出は「桑田何某」だろうけどさ(笑)。 小林:僕は「マット」という名前でしか知らなくて、でも、国は「マット」としては認めてないわけじゃないですか。 多分、桑田真澄も息子のこと「マット」って呼ぶと思うんです。 加藤:なるほど(笑)。
寺内:加藤さんが納得してくださっている(笑)。 加藤:すごく答えづらいんですけど、おっしゃりたいことはよくわかります。私もマットさんの本名を知りません(笑)。 小林:僕もわかんないんですけど、彼は「マット」じゃないですか。神田神社もみんな「神田明神」だと思っているってことですよね。
加藤:「明神さん」「明神様」と親しまれています(笑)。 小林:つまり、マットです。 寺内:マットと明神をイコールにしないで(笑)! でも、境内に掲示しているものも「神田明神」になっていますよね? 加藤:ケースバイケースで「神田神社」と書かれている場合もあります。広報的に「神田明神」使うときには「江戸総鎮守神田明神」というような表記で使わせてもらっています。 寺内:江戸総鎮守とはなんですか? 加藤:少し長くなりますが、神田明神は現在の大手町に奈良時代の天平2年、西暦730年に創建されました。創建された大手町と現在の千代田区の外神田では2キロほど離れているんです。 寺内:1300年前! 加藤:江戸時代前に徳川家康公が三河から江戸城に入城した際、江戸城のすぐ近くの神田明神で天下統一を御祈願したと伝えられており、その後、関ヶ原の戦いで勝利を治めたことから、家康公は神田明神を徳川家の守り神として崇敬されるようになったんです。 小林:関ヶ原の戦いの立役者だったんですね! 加藤:二代将軍・秀忠公の時代、西暦1616年に江戸の街を作り変える大工事を行いました。当時のまちづくりで最も大切だと考えられておりましたのが、鬼がやってくる方角、「鬼門」の守りでございまして、この江戸城から見て表鬼門に当たる外神田に、江戸の町の守り神として、明神様をお移しになったんです。