ランパンプス寺内は出禁!? 将門様を祀る江戸の総鎮守、神田明神にてランパンプスが合格祈願!
小林:そんな経緯があったんですね。 加藤:また、表鬼門があるということは裏鬼門もあり、それは、南西対角線上の赤坂、永田町の日枝神社さんになります。日枝神社さんも、もともと江戸城の中にあったお社だったんです。 小林:そうなんだ! 確かにその線上にありますね!
加藤:そういった経緯があり、江戸の町の表鬼門を守る神様ということで「江戸の総鎮守」と呼ばれているんです。 小林:江戸時代から、神社として格が高いところに置かれた神社なんですね。 加藤:幕府を一番に守る神様ですね。また、当時、江戸はもっと小さくて神田明神の氏子区域が昔の古い江戸全域だったんです。具体的には、神田、日本橋、大手、丸の内、秋葉原の地域ですね。 寺内:江戸全体を守っていたから総鎮守なんだ! 加藤:対して日枝神社さんは江戸城から見て南西で、武家屋敷の方を守っています。なので、今でも日枝神社さんは、落ち着いた武家さんの神社といったイメージ、神田明神は下町の賑やかなイメージを持たれる方が多いですね。
小林:確かに華やかですもんね。 加藤:江戸時代から庶民に親しまれていたので、その色合いが今でも出ているのかなと思います。 小林:将門様を祀られているということなんですけど、勝ち運的な部分は受験生にも役立ちますか? 加藤:徳川家康公が将門様をご崇敬していて、神田明神をお参りし、天下統一への道を開いたという意味では、受験とも近いと思います。当社では、そのご由緒から「勝ち守り」というお守りを授与しております。受験生のみならず、ビジネスマン、ご商売される方、スポーツされる方、様々なジャンルで「勝ち運を」という方がいらっしゃいます。受験も勝負事の1つだと思いますので、是非、将門様、明神様のご利益で受験闘争を勝ち取っていただければ。 小林:他に変わったお守りとかありますか? 加藤:秋葉原の氏神様でもありますので「IT情報お守り」というものがございます。「パソコンやスマートフォンが壊れませんように」「情報漏洩しませんように」というお守りになります。珍しいお守りなので、海外からも、その守りを求めて多くの方がいらっしゃいます。 寺内:そのお守りは「たいらのなにかど様」が由来なんですか(笑)?