「マン・C支配の終焉はみんな望んでいること。それも当然だ」ペップ、キャリア初の4連敗を語る
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、監督キャリア初の公式戦4連敗を語っている。 【動画】三笘薫、華麗なトラップ&アウトサイドクロスでゴールの起点に! 直近の公式戦でトッテナム(1-2)、ボーンマス(1-2)、スポルティングCP(1-4)と2018年以来となる3連敗を喫していたマンチェスター・C。嫌な流れを断ち切るためにも勝利が必要な状況で、9日のプレミアリーグ第11節でブライトンと対戦した。敵地での一戦となったが、23分にアーリング・ハーランドがネットを揺らして先制に成功する。しかし78分、83分と立て続けに失点して逆転を許し、1-2で敗れた。 これで勝ち点23のままとなったマンチェスター・Cは、首位リヴァプールとの差が「5」まで広がることに。さらにグアルディオラ監督にとっては、指導者キャリアで初の4連敗となった。苦境に立たされる指揮官だが、会見で「試合に負けるのは当たり前のこと」としつつ、以下のように語っている。 「人生で初めての経験だ。これは私の挑戦であり、我々の挑戦だ。それに立ち向かうのが好きなんだよ。決して後戻りなんてしない。これまで以上にやり遂げたいし、再び挑戦するよ」 また会見では、記者から「マンチェスター・Cが支配する時代が終わりに近づいているサインなのか?」と問われると、以下のように反応した。 「(シティ支配の終焉は)みんなが望んでいることだろう。普通のことだ。我々はたくさん勝ち取ってきたし、そういうこともあるだろう。だが、私はどんなチームが勝っても『おめでとう』と言いたい。今はそこ(優勝できるポジションに)にいないし、今の(負傷者)状況では3日ごとには戦えないと感じている」 「時代は終わるのかって? それは確かだ。永遠はない。今後56年間、シティがプレミアリーグ全試合で勝つことはないだろう。それは確かだ。だが、そのために努力はする。それが私が望んでいることだよ」 「このスポーツでは勝たなければいけないが、我々は勝てていない。もちろん、それは変えなければいけない。選手もそれをわかっている。そして、それが逆転への意欲を高めてくれるだろう。どうなるか楽しみだよ」