ソラナはイーサリアムに対して買われすぎ、BTC/ゴールドは下降トレンドを継続:テクニカル分析
バイナンス(Binance)でのソラナとイーサリアムのスポットペア取引(SOL/ETH)は、10月1日以降15%以上急騰し、3カ月間の上昇トレンドをさらに伸ばした。このラリーは現在、行き過ぎの様相を呈している。 チャート分析プラットフォームのTradingViewによると、このペアの14日間の相対力指数(RSI:2週間の価格変動の速度と変化を評価するオシレーター)は70を大きく超え、買われすぎの状態を示している。3月以来最も強い買われすぎの数値が示されたのは、ソラナのネットワーク活動の新たな活況を背景に、このペアが10月23日に過去最高値となる0.069を記録したためだ。 RSIが70を超えたからといって強気相場が終わりを告げるわけではなく、最近の値上がりがやや強すぎたことを意味し、強気相場の一服や一時的な価格修正が起こる可能性があるだけだ。反落する場合には、8月の高値である0.064がサポートとなる可能性がある。 一部の経験豊富なトレーダーは、特に長期チャートにおいて、買われすぎを示すRSIを強気の堅調な勢いの兆候、または抵抗が少ない経路がより高い側にある証拠と見ている。よく言われるように、RSIが買われすぎの状態は、弱気派が支払い能力を維持できる期間よりも長く続く可能性がある。
ビットコインとゴールドのペア
ビットコイン(BTC)の価格とゴールド(金)の1オンスあたりの価格の比率は、3月と6月の高値から引いたトレンドラインの抵抗線を突破できず、下落に転じた。 この拒絶反応とMACD(マックディー:移動平均収束拡散)のネガティブなクロスオーバーを併せて考えると、ビットコインのパフォーマンスは今後も低迷が続くと考えられる。7月下旬に同様の状況が発生した際には、比率が長期的に低下した。 |翻訳:CoinDesk JAPAN|編集:井上俊彦|画像:TradingView/CoinDesk|原文:Solana Looks Overbought Against Ethereum; BTC-Gold Ratio Stuck in a Downtrend
CoinDesk Japan 編集部