役職停止中の玉木氏、活動量は維持 「一議員」として首相と面会
不倫問題を巡り党代表役職停止中の国民民主党の玉木雄一郎衆院議員は6日、国民民主幹部と共に石破茂首相と面会した。玉木氏は4日に役職停止3カ月の処分を受けたが、その後もネット番組やX(ツイッター)などで処分前とほぼ変わらぬ活動量を維持している。 【写真】国民・玉木代表、不倫問題で役職停止3カ月の処分決定 玉木氏は浜口誠政調会長らが薬価改定に関する申し入れのため首相官邸で首相と面会した際、「一議員」の立場で同席。処分前の11月27日にエネルギー政策で提言に訪れた時は、首相とともに会場中央の席に座ったが、この日は首相から最も離れた席についた。 面会後、浜口氏らは官邸内で記者団の取材に応じたものの、玉木氏は先に官邸を出て取材を避けた。 一方、玉木氏はネット上では活発に活動。6日も「103万円の壁」引き上げを巡り、自民、公明両党が示した試算を自身のXで「荒っぽい」と批判し「不誠実な対応が続くなら、補正予算には賛成できない。国民民主党の一議員として強くそう思う」と投稿した。 榛葉賀津也幹事長は6日の記者会見で「玉木さんは一議員として、テレビの取材も何でもできる。与党との政策協議にも全く影響はない」と語った。【遠藤修平、園部仁史】