ダイエット中にもおすすめ! グレープフルーツを食べるべき10の理由
※この記事は、海外のサイト『Prevention』で掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。 さまざまなメリットをもつグレープフルーツは、健康増進の新たな主力食品になるかもしれない。その酸味から避けてしまう人もいるけれど、毎日の食生活にこの柑橘を加えると、免疫力アップ、減量サポート、規則正しいお通じなどの効果が見込めることが研究で示唆されているという。 グレープフルーツは自分には苦すぎると諦めている人も、もう一度試してみるチャンス。リオ・レッドのような新種は、昔のグレープフルーツよりも甘く、はるかに口当たりがいい。ただし、グレープフルーツは一部の薬(とくにコレステロールや糖尿病の薬)と相互作用する可能性があるので、これらの薬を飲んでいる場合は、食事のメニューに加える前に必ず医療機関に相談することが重要だ。
グレープフルーツの健康メリット
研究と栄養士によると、グレープフルーツは色に関係なく、以下のような健康増進効果が期待できるという。 1. 栄養補給 グレープフルーツは、低カロリーなのに栄養価が高い。抗酸化物質、ビタミン、栄養素が豊富で、ビタミンCや食物繊維、葉酸、カリウムなどが含まれている。さらにそのカロリーの低さから、低カロリーダイエットにも適している。 2. 免疫システムの向上 ジョンズ・ホプキンス・メディスンによると、ビタミンCが豊富なグレープフルーツは、免疫系に作用し、病気の原因となるウイルスや細菌の撃退に役立つ強力な抗酸化物質を供給する可能性があるそう。 3. 減量のサポート 満腹感を長く保つ方法を知りたい人には、低カロリーで水分と食物繊維が豊富なグレープフルーツがおすすめ。「食前にグレープフルーツを食べると、満腹感が高まりカロリー摂取量が減るので、減量に役立ちます」と話すのは、女性の健康に関するポッドキャスト「フローリッシュ・ハイツ」のホストを務める栄養士のヴァレリー・アジェマンさん。とはいえ、グレープフルーツで体重が減るわけではない。「グレープフルーツには脂肪燃焼効果があると言う人もいますが、この主張を裏付ける研究はない」という。グレープフルーツをそのまま食べるのが苦手な場合は、代わりにジュースを一杯飲んでみよう。「ある小規模研究によると、食前のおやつにグレープフルーツジュースを2分の1カップ程度飲んだ実験参加者の食欲が大幅に低下したそうです」とアジェマンさんは補足する。