ヤクルト・西川遥輝、1700万円増の3300万円でサイン 33歳になる来シーズンの目標は「33盗塁」と「10本ホームラン」
ヤクルトの西川遥輝外野手(32)が16日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉し、1700万円増の年俸3300万円でサインした。 「後半に向けてちょっと徐々に上がってきたところがあったんで、それをシーズン始めからできればいいなっていうのは思いました」 ヤクルトに加入1年目の今季は113試合の出場で80安打、24打点、1本塁打で打率は2割6分の成績。プロ14年目を初のセ・リーグで過ごし、これまで対戦機会が多くない投手を相手に「やっぱりタイミングの取り方が難しいなっていうのは感じたんで、そこの工夫はしないといけないなっていうのは思いましたね」と振り返った。 今季は10盗塁に終わった。33歳になる来シーズンの目標に「33盗塁したいなと思います」と年齢と同じ数字を掲げ、「10本ホームランを」と付け加えた。 日本ハム時代に4度盗塁王を獲得した。これまで両リーグで盗塁王を獲得したのは、阪急と中日などで1954年から60年代にかけて活躍した河野旭輝さん(阪急で56、57年、中日で62年)ただ1人。 その記録にも挑戦する西川は、通算1500安打へ残り94本。塩見の復帰などで外野のスタメン争いは一段と激しさを増すが、もうひとつの目標とするスタメン出場が常時かなえば、盗塁王のタイトル取りと節目の安打クリア達成は、そう難しくはないはずだ。
中日スポーツ