森保ジャパン W杯予行演習で来秋米遠征へ 指揮官リクエストで強豪・メキシコ&米国と対戦予定
日本サッカー協会は16日、25年の各日本代表の年間スケジュールを発表した。A代表は3月、6月に26年W杯北中米大会アジア最終予選4試合を残しているが、世界最速での8大会連続出場に王手をかけており、日程が空く9~11月の国際Aマッチウイークでは、森保一監督(56)が格上の強豪国との対戦を要望。9月には米国遠征し、米国とメキシコと対戦することが判明した。 森保ジャパンのプレW杯イヤーの強化プランが判明した。進行中のW杯アジア最終予選は5勝1分けで無敗をキープ。来年3月20日のバーレーン戦(埼玉)で8大会連続出場が決まる可能性が高い。日本協会では早くも来秋のマッチメークに着手。複数の協会関係者によれば、森保監督は日本(15位)よりFIFAランク上位の国との対戦をリクエストしているという。 26年W杯はカナダ、米国、メキシコの3カ国共催となる。地域によって気候や標高などが大きく異なるため、短期間での移動も含め予行演習は必須だ。9月には米国遠征を実施することが早くも決定。FIFAランク19位のメキシコ代表、同16位の米国代表の対戦する予定だ。 9~11月は欧州、アフリカでW杯予選が組まれており、同2大陸の強豪とのマッチメークは絶望的。10、11月には前回優勝国アルゼンチン、ブラジルなど南米強豪国との対戦の可能性もありそうだ。 W杯優勝を目標に掲げる森保ジャパン。国内組で臨む7月のE―1選手権(韓国)では新戦力台頭も期待される。25年は無双を続けるアジアでの戦いを終え、いよいよ世界を見据えた新たなフェーズに入る。