ディーン・フジオカ効果 続々ブレイクする“逆輸入俳優”たち
“中国で最も有名な日本人”の矢野浩二
また、米倉涼子や武井咲、上戸彩ら多くの人気女優、モデルを抱える「オスカープロモーション」がマネージメントを手掛けているのが、“中国で最も有名な日本人”と言われる俳優・矢野浩二だ。 矢野は、1991年に当時タレントの森田健作の付き人として日本で芸能活動をスタート。中国ドラマへの出演を機に、2001年に中国へわたり、ドラマ、映画、バラエティー番組などで活躍し、07年10月号の「ニューズウィーク日本版・世界が尊敬する日本人100人」の1人に選ばれた。 「ディーンさんや大谷さんと比べると年齢が高く、いわゆる“イケメン枠”という感じではないですが、海外での実績は相当なもの。中国ではバラエティー番組にも出演しており、トーク番組などでの活躍も期待できます。『オスカー』は、過去に韓国ではユミンの芸名で知られている女優の笛木優子を“逆輸入”して日本で活躍させており、矢野をどう売り出していくのか、業界内でも注目を集めています」(映画ライター) 昨今の“逆輸入俳優”の人気ぶりについて、放送作家はこう語る。 「やはりディーン・フジオカさんのブレイクは大きいと思いますね。それに、ルックスはもちろん、単身海外にわたり、努力を重ねて人生を切り開いて来たたくましさも、女性ウケするポイントだと思います」 今後も“逆輸入俳優”たちが日本の芸能界を席巻しそうだ。