「ステンレスボトル」で冷たさを長持ちさせるコツは?入れてはいけないものは?美味しく飲むための注意点まとめ
【夏場の注意点】温度を長持ちさせる2つのコツ
皆さんはステンレスボトルにどんな飲み物を入れることが多いでしょうか? 2023年にkufuraで配信した記事「夏場の麦茶、何時間で飲みきるべき?【専門家に聞きました】」でご紹介したアンケート調査によると、夏場の外出時に飲む飲み物として一番人気なのは、年代問わず「麦茶」という結果になりました。 ただし、上記の記事でご紹介したとおり、実は麦茶は穀物を原料としているため炭水化物などの栄養素が多く、水や緑茶、紅茶などと比べて、菌が比較的増えやすい飲み物。 菌が増えやすい温度はだいたい20℃~40℃で、特に人間の体温に近い30℃~40℃は要注意! そのため、持ち歩く際は、しっかり冷たい状態を保つことが重要になるのですが、そこで活躍するのが高い保冷力をもつ「ステンレスボトル」なんです。 さらに、ステンレスボトルで冷たさを長時間キープして、飲料の美味しさを長持ちさせるためのポイントがあるそう。 「冷たさを長くキープさせる方法として、氷をたくさん入れるという人は多いと思います。そうすると確かに冷たくはなりますが、氷によって入れることができる飲み物の量が減ってしまい、氷が溶ける過程で味も薄まってしまいます。 そこで、少なめの氷でも高い保冷力を保つ方法として有効なのが、“水筒自体をあらかじめ冷やす”というものです。 具体的には、飲み物を入れる前に氷水を入れて、水筒の中身を冷やしておくだけ。氷だけだとボトルの壁との接点が少なくて冷えるのに時間がかかるので、水も一緒に入れるのがポイントです」 水筒ごと冷蔵庫に入れる方法もあるのでは?と思ってしまいますが、ステンレスボトルは断熱効果が高いため、冷蔵庫に入れても外側ばかり冷えてしまい、肝心の内側はあまり冷えないんだそう。外側でなく、あくまで内部を冷やすようにしましょう。 「もう1つのポイントは、“水筒の中身を容量いっぱいまで入れる”こと。こうすることで、より長い時間、温度をキープすることができます。これはお風呂の浴槽に少しのお湯を入れると冷めやすいのと同じ原理ですね」 美味しく飲むためにも、飲み物が痛むのを防ぐためにも、これらのテクニックを駆使していつまでも冷たさをキープしたいですね。