【フィリピン】投資委、ACENの太陽光事業に優先制度
フィリピン貿易産業省傘下の投資委員会(BOI)は11日、大手財閥アヤラ・コーポレーション系の発電会社ACENが北部ルソン島で進めている太陽光発電事業に、許認可手続きを優先的に処理する「グリーンレーン」制度を適用すると発表した。 ACENは再生エネルギー子会社サンタクルス・ソーラー・エナジーを通じ、マニラ首都圏北西サンバレス州サンマルセリノで太陽光発電の建設を進めている。フル運転時の設備容量は58万7,000キロワットピークとなる。 建設は3期に分けて実施しており、現在進めている第1期分と第2期分は今月中の商業運転を目指している。第3期分も2025年末までの完成を見込む。 ACENがグリーンレーン制度の適用を受けるのは今回が8件目となる。