アン ミカが抱いた危機感「自分に自信が持てない人が増えているように感じた」
2021年に発売されて大人気を博した『ポジティブ日めくりカレンダー 毎日アン ミカ』。このたび最新作として、さらにパワーアップした『スーパーポジティブ日めくりカレンダー 今日もアン ミカ』が発売となった。 【写真】絵的に強すぎ!アン ミカのポジティブワードのビジュアルを連続写真で 読むだけで元気になるアン ミカ語録が掲載された第一弾と同じく、今回も心の深いところに響く言葉が揃う。「グチはPOPに」「あなたの一生の味方は『自分』です」「回そう 笑顔の観覧車」「“違うこと”は “自然なこと”」「『すみません』を『ありがとう』に」など、アン ミカさん自身が救われた言葉や、日常の中で新たに得た気づきが散りばめられている。 インタビュー前編では、第1弾の反響、そして多数ある語録の中から今回の言葉を選んだ理由について聞いた。
「カレンダー持ってます、元気いただいてます!」と声を掛けられます
「おかげさまで前回の『ポジティブ日めくりカレンダー 毎日アン ミカ』は、13刷目も重版をかけていただいて。Amazonの該当カテゴリーのランキングで1位になり、プレゼント部門でも2位になりました。お友達へのプレゼントとして購入してくださる方も多いそうで、本当にありがたく思っています。 道を歩いていても『カレンダー持ってます、元気いただいてます! 』と声を掛けて頂きますし、講演会では席からカレンダーを掲げてくださる方もいらして……。嬉しいやらありがたいやらで、感謝の気持ちしかありません。 今回刊行した『スーパーポジティブ日めくりカレンダー 今日もアン ミカ』には、前回から引き継いだ言葉も4つ含まれています。『和顔愛語(わげんあいご)』『自分の機嫌は、自分でとる』『HLLSPD』『夜はあかん、朝考えよう』。これらの言葉は私にとって特別なものであるだけに、絶対に今回も入れようと心に決めていました」
「4つの言葉」を前回に続けて掲載した理由
「まず『和顔愛語(わがんあいご)』。これはもともと仏教用語で、『和やかな笑顔と愛のある言葉で、穏やかに過ごす』という意味があります。私は『愛ある言葉と笑顔を大切にしましょう』ととらえて、日々笑顔でいることを心がけています。 たとえば、人の第一印象というのは意外に深く残るもの。たった7秒でその人のイメージの5割が決まり、それが6ヵ月ものあいだ脳にインプットされるというのですから、笑顔で接するに越したことはありません。 また、いつも笑顔でいるのは自分の機嫌をとるためにも有効です。表情筋は脳に一番近い筋肉で、顔が笑っていれば脳も笑い脳に。周囲に良い印象を与えて信頼関係を築き、自分自身が心地よくあるためにも、私は『和顔愛語』を習慣にしています。 『自分の機嫌は、自分でとる』も必須ですよね。大人たるもの、自分の機嫌くらい自分でとらないと! 難しいですが、自己責任として大切なことだと思います」