自分でタイヤ交換“心配”は「脱輪」 石川県内のカー用品店 冬用への交換で混雑
テレビ金沢NEWS
初雪の平年日を過ぎて12月に入ると、次は初霜・初氷の声が届くようになります。冷え込む日が増える中で石川県内のカー用品店では冬用タイヤの交換作業に追われています。
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金沢市内にあるカー用品店。開店直後から絶え間なく行われているのは冬用タイヤへの交換作業です。こちらでは10日ほど前から予約が増え、1日40台から50台のタイヤを交換している今が作業のピークだといいます。 タイヤ交換で来店した人は: 「運転の方もタイヤもしっかりしていると安心ですし、ちょうど換えて良かった」
作業予約の一覧表を見ると、ほとんどが冬用タイヤの交換で埋まっていました。 オートバックス金沢入江店・本多 大輔 店長: 「大分、予約の方も埋まってきている傾向にあります。夜とか朝方、急に(路面が)凍ってたとかあると怖いので、備えとして早めに交換をおすすめしています」
その一方で、店内にはあるコーナーも… オートバックス金沢入江店・本多 大輔 店長: 「ご自分でタイヤ交換される(場合の)グッズを並べています」 車を持ち上げるジャッキなど、自宅でのタイヤ交換に必要なグッズがずらり。自分で行うタイヤ交換は手軽さがある反面、注意しなければならないこともあります。
オートバックス金沢入江店・本多 大輔 店長: 「やはり一番は脱輪ですね」 自らタイヤを交換したものの、ナットの緩みなどで走行中にタイヤが外れ、思わぬ事故につながることも…
こちらは去年3月までの1年間、全国で確認された大型車のタイヤが脱落した件数です。冬に集中していますが、冬用タイヤに交換した1か月以内に全体の半数以上となる事故が発生しているといいます。 自宅で交換する人は: 「走っているとタイヤの緩みや脱輪は一番怖いので、(家族で)二重にチェックはしています」
JAFでは、自分でタイヤを交換する場合はナットの締め付け不足や締めすぎを防ぐための専用工具「トルクレンチ」を使用するほか、100キロほど走行した後はナットの緩みが無いか点検するよう呼びかけています。