元夫に居場所を知られずに「生活保護」を受給できますか?DVが原因で離婚しました…
事情によっては生活保護申請時の扶養照会が行われずに済む
生活保護を申請する際には「親族などから援助を受けられる場合は受ける」という条件があります。 そのため、扶養義務者に該当する親族などに扶養照会が行われることがありますが、「DVが原因で離婚したので、元配偶者に居場所を知られたくない」といった事情があるときは、扶養照会が行われずに済む可能性があります。 扶養照会を拒否したい場合は、福祉事務所の担当者に相談してみるとよいでしょう。 出典 厚生労働省 ・生活保護制度 ・事務連絡 扶養義務履行が期待できない者の判断基準の留意点等について 2 扶養に関する調査の手順(2ページ) 3 扶養義務履行が期待できない者の判断基準(3ページ) 4 当該扶養義務者に対し扶養を求めることにより明らかに要保護者の自立を阻害することになると認められる場合の取扱い (4ページ) デジタル庁e-Gov法令検索 ・生活保護法(昭和二十五年法律第百四十四号) 本則 第一章 総則(保護の補足性)第四条第2項 ・民法(明治二十九年法律第八十九号) 本則 第四編 親族 第七章 扶養 (扶養義務者)第八百七十七条 特定非営利活動法人POSSE 生活保護Q&A 生活保護や福祉制度にまつわるよくある疑問にお答えします。 DVなどの事情により、親族に今の居所が知られてはいけない状況にある。福祉事務所が行う、親族への扶養照会を拒んだり、居住地を知らせないようにすることは可能か? 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部