M!LK、結成10周年にSPイベント開催 貸し切りの西武遊園地で、み!るきーずへ感謝「みなさんのおかげでやってこられました」
5人組のダンスボーカルグループ・M!LKが結成10周年を迎えた24日、埼玉県・西武園ゆうえんちを貸し切りスペシャルイベント『#はぴばみるく ~M!LK10歳になりました!~』を開催した。 【写真】思い入れの強い衣装で…金髪姿で笑顔をみせる佐野勇斗 開演時間になると、牛の鳴き声が聞こえ、カントリー調のBGMと共にステージ横の坂道からメンバーが登場。塩崎太智(※崎=たつさき)が「M!LKです!」と声を上げると大きな歓声に包まれ、『I CAN DRINK』がスタート。 5人はうれしそうにみ!るきーず(ファンの総称)で埋まった客席を見渡した。この曲は彼らのデビュー曲『コーヒーが飲めません』のアンサーソング。『コーヒーが飲めません』の振り付けや、メロディラインがサンプリングされたこの曲を、み!るきーずと共に歩んだ10年で成長し、支え合ったからこそ“I CAN DRINK”と言えるようになった5人からの愛と感謝のメッセージを届けるように披露した。途中、山中柔太朗が絆を確かめるようにメンバーひとりずつの手に触れていく姿に、大きな歓声が上がった。そのまま自己紹介ソングの『フレ!フレ!オレ!(2023)』が始まると、ペンライトが美しく揺れた。 MCではそれぞれが懐かしい自己紹介で沸かせると、み!るきーずのみんなも当時の返しをするなど、大盛り上がり。吉田仁人は「みなさんのおかげで10年やってこられました。ありがとうございます!」と感謝を述べ、披露してほしい楽曲投票で1位になった曲がほかの曲を抑えてぶっちぎりでトップだったことを報告。佐野勇斗はその結果に「何度か疑ったよね!?」と驚いたことも明かし、2017年にリリースされた『Good Morning Mr.Mistake』がスタート。み!るきーずからは大きな歓声が上がり、その声に応えるようにメンバー全員がとてもうれしそうな様子だった。さらにピアノのイントロからスタートし、その場の空気をガラッと変え、『Message』を情感豊かに歌い上げていく。 また、この日は、それぞれがこれまでのなかでお気に入り、かつ思い入れの強い衣装を着用。塩崎は冬なので厚着という理由で『新学期アラカルト』の衣装を、佐野は「柔太朗がデザインしてくれたものを選ぼうとしたけど、みんなはこっちが見たいかなと思って」とファン心理を読み解き『ボクラなりレボリューション』の衣装を選び、山中は、自分が作ったなかで一番すんなり絵が書けたという『M!LK HALL TOUR 2022満月の夜 君と逢う』のオープニング衣裳、曽野舜太は直前まで違う衣装にしようとしていたにもかかわらず、直前で『Over The Storm』の衣装に変え、当時から身長が伸び、さらに筋トレをしているせいでパツパツになっていることを報告。吉田仁人は『M!LK BEST L!VE TOUR ~Thank you for your smile~』で、メジャーデビューを発表した衣装を着用し、それぞれの想いを募らせた。 さらにみ!るきーずから募ったクイズも出題。「2020年に開催されたオンラインライブで佐野勇斗は何の仮装をしたでしょうか」(答えはエルヴィス・プレスリー)、「ハンバーガーセット早食いトーナメントYouTube動画で曽野舜太が受けた罰ゲームの内容は?」(答えはスマイルと言われたらすぐ笑う)というようなかなりマニアックなクイズに、メンバーたちは迷うことなく即答。山中が「『奇跡が空に恋を響かせた』でのリリースイベントで絵馬に書いた今後の目標は?」というクイズには、「漢字をがんばる」と即答するも、佐野に「その願いは叶わなかったんだ」とツッコミを受け会場は大爆笑した。 本編ラストの曲となった『エビバディグッジョブ!』では、史上最難関なコールをみ!るきーずは練習なしで大声で叫び、会場の温度がグッと上がると、曲の最後に華やかな花火が何発も上がり盛り上がりは最高潮に達した。 生配信本編が終了した後は、会場に来たみ!るきーずのためだけの特別な時間に。本当のラストの曲『まっしろサンライズ』では5人がギュギュっとひとつになり、最後に吉田が「これからもよろしくお願いします!」と深くお辞儀をして、幕を閉じた。 【セットリスト】 M1「I CAN DRINK」 M2「フレ!フレ!オレ!(2023)」 -MC- M3「Good Morning Mr.Mistake」 M4「Message」 M5「恋がはじまる」 -MC- M6「エビバディグッジョブ!」 -MC- M7「まっしろサンライズ」