【米国】日産 新型「ムラーノ」登場! 10年ぶり全面刷新の“精悍”クーペSUVは「唯一無二のターボ」&9速AT搭載! 米国で2025年初頭より発売 約640万円から
全長4.9m×全幅1.9m超えのラージサイズに進化!
日産の米国法人は2024年12月20日、10月に世界初公開した新型クロスオーバーSUV「ムラーノ」の価格を発表しました。 10年ぶりのフルモデルチェンジで4代目となった新型ムラーノは、2025年初頭より米国で発売の予定です。 【画像】超カッコいい! 日産 新型「ムラーノ」を画像で見る(30枚以上)
2002年に誕生した初代ムラーノは、当初は北米市場向けのモデルでした。 しかし先進的で精悍なスタイリングが注目を集め、急きょ日本をはじめ当初予定がなかった世界各国でも販売されるグローバルモデルとなりました。 ただし2014年に登場した3代目から、日本での発売が行われていません。 今回発表された4代目新型ムラーノは、歴代モデルが培ってきたキャラクターをさらに進化しました。 ボディサイズは、全長192.9インチ(約4900mm)×全幅78.0インチ(約1981mm)×全高67.9インチ(約1725mm)、ホイールベース111.2インチ(約2824mm)に拡大。 なかでも車幅は3代目に比べ2.6インチ(約66mm)以上拡幅され、リアフェンダーの張り出しなどがさらに力強さを増しています。 スタイリングは、先進的なエレガンスさをベースにしたといい、フロントは最新のデジタルVモーショングリルを採用し、超薄型のクリスタルキューブLEDヘッドライトと組み合わせることで、クリーンな印象を与えます。 リアまわりは横一文字に広がるLEDテールライトエレメントで、フロント同様にすっきりしたデザインに。また上級グレードに備わる21インチ大径ホイールが流麗なフォルムを引き立てます。 内装はクリーンかつ上質なイメージ。日産は「モダンでミニマル、そしてエレガントなインテリアを狙った」と説明します。 12.3インチのデュアルディスプレイが標準装備されるほか、シフトレバーも「セレナ」などに採用されるスッキリした「プッシュボタン式シフト」に変更。センターコンソール部には収納やカップホルダー、ワイヤレス充電パッドなどがまとめられています。 また、クロスオーバーEV(電気自動車)「アリア」に続き、エアコンなどの空調コントロールの物理ボタンを廃した静電容量式タッチパネルを新採用しました。 内装色は、カリフォルニアの海岸沿いで見られる日没直前のゴールデンアワーにインスピレーションを得たという3タイプのカラーテーマを用意し、上級グレードにはセミアニリン キルティング レザーシートを用意します。 またコネクティッド機能「Googleビルトイン」を搭載し、GoogleマップやGoogleアシスタント、Googleストアなどのスマートフォンアプリがシームレスに使用可能です。 搭載されるパワートレインは、3代目ムラーノの3.5リッター V型6気筒 DOHC ガソリンエンジン(最高出力260hp・最大トルク240lb-ft)に代わり、新たに日産独自の技術である2リッターVC(可変圧縮)ターボエンジンを新採用。最高出力241hp・最大トルク260lb-ftを発揮します。 9速ATと組み合われ、最大1500ポンドのけん引能力を可能としています。 駆動方式はAWD(四輪駆動:4WD)を基本に、ベーシックグレードのみFWD(前輪駆動:FF)が選択可能です。 先進運転支援機能「ニッサンセーフティシールド360」を標準装備するほか、ナビと連動する「プロパイロットアシスト1.1」も設定されます。このほか、助手席ニーエアバッグを追加されました。 新型ムラーノ2025年モデルの米国での販売価格は、「SV FWD」(FF)4万700ドル(約638万円)から「プラチナ AWD」(4WD)4万9600ドル(約782万円)まで。 2025年初頭より米国の販売店に導入される予定です。
くるまのニュース編集部