「坂の上の雲」テーマとした館長トーク開催 大阪・司馬遼太郎記念館 庭に朱傘を立てて「お茶席」も
NHK総合などで今秋、ドラマ『坂の上の雲』が再放送されているのにあわせて、司馬遼太郎記念館(大阪府東大阪市)では11月3日(日・祝)、同作をテーマとした「館長トーク」を開く。上村洋行館長が作品や司馬さんの人となりなどについて語る。 【写真】地下ホールで行われる館長トークの様子 「坂の上の雲」は明治時代の日本を舞台とした歴史小説で、司馬さんの代表作の1つ。執筆に10年を費やした大作で、2022年に同館が行った「好きな司馬作品は?」アンケートの第1位にランクインした。 ドラマは本木雅弘さん主演で2009年から2011年にかけて3部作として放映、話題を呼んだ。今回、NHK総合で9月から、BSプレミアム4Kでは10月から再放送がスタートしている。 館長トークは11月3日午後2時から同館地下ホールで開催される。参加希望者は事前に同館まで電話(06-6726-3860)もしくは必要事項を記入の上、ファクス(06-6726-3856)で申し込む。聴講料は無料(要入館料)。 また同日午前10時~午後4時、同館恒例の「お茶席」を設ける。館内のカフェコーナーのほか、普段は開放していない庭に朱傘を立てて屋外席を用意。抹茶と和菓子のセット(800円)を着物姿のボランティアスタッフが提供する。予約は不要。 同館は、一部が司馬さんの旧宅。広報担当者は「紅葉には少し早いですが、司馬遼太郎が好んだ庭を眺めながら館長トークを楽しんでいただけたら」と話している。
ラジオ関西