(写真:UchuBiz)

元NASA幹部や元Blue Originのロケット開発責任者らが立ち上げた宇宙スタートアップである米New Frontier Aerospace（NFA）は米国時間10月7日、日本のVCファンドであるPacific Bays Capitalとのシード資金調達ラウンドを完了したことを発表した。 　New Frontier Aerospaceは、民間、商業、防衛向けの極超音速航空機など、複数の製品に動力を供給する推進システムを開発している。 　同社のCEOであるBill Bruner氏は「航空宇宙技術の進歩を続ける中で、Pacific Bays Capitalを投資家およびパートナーとして迎えることができて大変嬉しく思う」とコメント。 　また、Pacific Bays Capitalのパートナーである今井ワイス・マックスウェル氏は、「New Frontier Aerospaceが、日本のVCファンドであるPacific Bays Capitalを本資金調達ラウンドのリードインベスターとして選んだことを誇りに思う。おそらく米国の著名宇宙・防衛企業にとってのファーストケースになる。日本の投資家から、日米の技術協力や経済安全保障を強化する取り組みへの関心、そしてNFAが日本の宇宙開発にもたらす価値への期待を感じている」と思いを語った。