バリ島ホテルで児童養護施設の子どもたちが「クリスマスキャロル」
バリ島サヌールのホテル「The 101 Bali Oasis Sanur」(Jl. Danau Tamblingan No.136 A、 Sanur Denpasar)で12月24日のクリスマスイブの夜、児童養護施設の子どもたちがクリスマスキャロルを歌うイベントが開催された。 (バリ経済新聞) 【写真】「Uma Dana Ubud」で歌った子どもたちと施設責任者 観光客が多く訪れている年末のバリ島。ホテルやレストランではこの時期クリスマスやニューイヤーのスペシャルイベントを企画しているところが多い。 同ホテルでは、毎年行われるクリスマスイベントにバリ島内の児童養護施設の子どもたちを招き、クリスマスキャロルを歌ってもらい、プレゼントや寄付などをしている。今年は24日のクリスマスイブの日にクルンクン県の児童養護施設「Kristen 400 Baith EL」から15人の子どもたちがクリスマスディナービュッフェの会場となったホテルのレストランで7曲のクリスマスソングを披露した。 同児童養護施設は現在7歳~18歳の子どもたち90人を受け入れており、バリ島内だけでなく、スラバヤ、アンボン、スンバ島、フローレス島、スラウェシ島などバリ島から遠く離れた島出身の子どもたちも多く暮らしている。クリスチャンの彼らは毎年クリスマスの時期になると「クリスマスキャロル」のイベントで忙しく、今年は12月24日だけでスミニャック、ウブド、サヌール、デンパサールなどのホテルからの依頼を受け、子どもたちはチームに分かれ、それぞれの場所で歌を披露した。 サヌールの会場でも観光客の前で英語のクリスマスソングを歌うと、食事をしていた小さな子どもたちも前に出てきて一緒に歌うなどして、終始和やかな雰囲気の中で行われた。そして最後にホテルのGMから施設の子どもたち一人一人にプレゼントが手渡され、施設関係者へ寄付金などの贈呈も行った。
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