【初心者必見!】エギングの基本動作「シャクリ」を学ぼう!【ヒロセマン解説エギング入門 Vol.1】
シャクリの「キモ」とは!?
――では、シャクリによってエギはどう動くのでしょうか? 広瀬「基本的には左右にダートします。ダートと言うのは、ピョンピョンと右に左に行ったり来たりする動きですね。ロッドを大きくシャクると広い間隔で跳ねて、小さくすると狭い間隔で跳ねます」 ――大きいダートに小さいダートですね。 広瀬「そのほかにもテンポがあります。クイックで早いテンポか、スローに遅いテンポか。ダート幅は大きくてもクイックがいいこともあるし、逆に小さくてもスローが効果的なこともあります」 ――難しそうです。どのくらいがいいんですか? 広瀬「一般的に、春に釣る場合は大きくスローなジャークに反応して、秋に釣る場合はクイックなジャークに反応することが多いです。とはいってもそれはあくまでベースなので、その時、その瞬間、イカの個体によっても違うので、いろいろと試してみることが重要ですね」 ――シャクるのは何回くらい? 広瀬「それも場合によりますが、基本は3回から4回くらい。少なすぎると目立たないし、多すぎるとイカが見失うこともあるので注意しましょう」
エギングの主役「エギ」
―エギをロッドワークでアクションさせるのがシャクリで、シャクリにも色々な種類があることが分かりました。 広瀬「そうですね。基本にして究極、奥が深いアクションです。と、さらに迷わせるようで申し訳ないんですが、どんなエギでも基本的にはシャクればアクションします。が! エギによってアクションも異なるし、動きやすさも変わってきます」 あらま。じゃあどんなエギを使うかも大事ってことですね。 こちらはメジャークラフトからリリースされているエギ「餌木蔵(エギゾウ)」アオリイカが好むアクションと沈下姿勢にこだわっている。ラインナップは2.5号、3号、3.5号の3サイズ。写真はオーソドックスな3号だ。 広瀬「イカを寄せるためのアクションがシャクリ。ダートが得意なエギで実践してみてください。それでは、目指せ超一流のエギングアングラー! レッツ! エンジョーイ・エギング! また次回!」