「腸の健康」に悪影響を及ぼす4つの食習慣
エネルギーがないと感じることが多いなら、それは食生活を見直すべきかも。もっと具体的に言うなら、腸の健康を考える必要がある。 【写真】身も心も元気になれる「新しい食習慣」 今では多くの人がご存知の通り、全体的な健康やウェルビーイングの向上は腸から始まるもの。栄養アドバイスのウェブサイト「Diets Debunked」を創設した栄養士のケイト・ヒルトンによると、腸の状態が、日中の活力のレベルに大きく影響している。「多種多様な善玉菌を多く含む健康的な微生物叢は、酪酸など短鎖脂肪酸を産生します」とケイト。「これらは体内の炎症を抑えるだけでなく、追加のエネルギー源としても機能しています」 最近の研究では、微生物叢の多様性が乏しいと、食品に含まれる栄養素の十分な吸収が妨げられることがわかった。これにより、腸の健康問題と並行して、さらに疲れを感じやすくなるという。腸に棲む微生物叢たちのためにできることってなにがあるのかな? そこで今回は、あなたの活力に悪影響を及ぼしている食習慣と、健康でハッピーな腸に整えるために食べるといいものをイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介!
砂糖で一日を始めている
ケイトは、遊離糖類を含む食品を可能な限り避けるようアドバイスしている。これは、お菓子やソース、調味料、飲みもの、そして悲しいことに、多くの人が愛してやまないシリアルなどに添加されている砂糖のことをいう。「これらの食品は食べてすぐにエネルギーを上げてくれますが、より長く持続するエネルギーを補給するには、タンパク質、ヘルシーな脂質、そして徐々にエネルギーを放出する徐放性炭水化物をすべて含む食事を摂ることが重要です」 ケイトは朝食に、牛乳か豆乳で作ったオートミールを勧めている。天然の糖分を含む果物と、タンパク質、ヘルシーな脂質をたっぷり含んだチアシードをトッピングしよう。 時間がある日の朝は、マッシュルームとトマトのソテー、スクランブルエッグかポーチドエッグをのせた全粒粉トーストもオススメ。「3つの植物性食品に、優れた食物繊維源とタンパク質を十分摂取することができます」