今年1月日本記録が生まれた高速コース 来年1月も何かが起こる「記録更新大いに期待」【大阪国際女子マラソン】
2025年1月に開催される「大阪国際女子マラソン」の出場選手が発表された。 2024年1月、日本記録が生まれた高速コースで、次はどんなドラマが見られるのだろうか? 【写真】日本記録が生まれた『大阪国際女子マラソン』 実況:19年ぶりに時計の針が動くのか。前田穂南、日本新記録! 2024年1月、前田穂南選手が日本記録を更新した「大阪国際女子マラソン」。2025年のレースの出場選手が、12月24日発表された。 大会の見どころを、元日本記録保持者の高岡寿成さんに聞いた。 日本陸連強化委員会 高岡寿成シニアディレクター:前回大会を2時間18分台で走っているので、その記録に追いつけるようなレースが見られるといいなと思っています。 今回の大阪国際女子マラソンは、来年9月に東京で行われる世界選手権への出場権をかけた戦いだ。
■パリ五輪6位入賞・鈴木優花選手 自己ベスト更新に期待
高岡さんの注目は… 日本陸連強化委員会 高岡寿成シニアディレクター:やはり大阪を知り尽くした松田瑞生選手と、パリ五輪6位入賞を果たした鈴木優花選手。 大阪国際は初挑戦の鈴木優花選手(25)。パリでは初めてのオリンピックで自己ベストを更新し、6位に入賞した。 日本陸連強化委員会 高岡寿成シニアディレクター:本来なら経験がものをいうのがマラソンの世界ですが、彼女は初めてのことでもうまく乗り切れている。非常にセンスのいい選手だと思います。優勝ももちろんですし、大幅な(自己ベスト)記録更新も十分期待できますね。
■大阪国際3度優勝・松田瑞生選手 前回負けた悔しさを力に
そして、大阪出身の松田瑞生選手(29)。大阪国際を3度優勝した底力で、再び世界の舞台を目指す。 日本陸連強化委員会 高岡寿成シニアディレクター:(前回の大阪国際で)負けた悔しさを持っています。負けた悔しさは、何よりも力になるものなので。そういったところも期待するひとつです。
■「日本記録の更新を大いに期待」
日本陸連強化委員会 高岡寿成シニアディレクター:(世界選手権の)選考が難しくなるようなレースになってほしいと思いますし。日本記録の更新を大いに期待したいです。 大阪国際女子マラソンは、2025年1月26日に行われる。 (関西テレビ「newsランナー」 2024年12月24日放送)
関西テレビ