カブス、最大7点ビハインドから劇的逆転勝利 鈴木誠也は最終回に反撃の口火切る安打&ダメ押し適時打
● パイレーツ 10-14 カブス ○ <現地時間8月28日 PNCパーク> シカゴ・カブスが両軍合計32安打、24得点の乱打戦に勝利。鈴木誠也外野手(30)は「3番・指名打者」でフル出場し、3試合連続の複数安打を記録した 初回に1点を先制したカブスだったが、先発カイル・ヘンドリックスが2回投げ切れず6失点ノックアウト。以降ブルペン陣も失点を重ね、最大7点ビハインドを背負うも、終盤で打線が奮起。クリスティアン・ベタンコートが7回表に5号2ラン、8回表には2点適時二塁打を放つなど5点を返し、2点差で最終回を迎えた。 そして9回表、先頭打者の鈴木がパイレーツ守護神ベドナーから左前安打を放って出塁すると、その後1点差に迫り、なおも二死満塁の絶好機でベタンコートがこの試合7打点目となる2点適時打を放って逆転に成功。さらに、イアン・ハップ、マイク・トークマン、鈴木の3者連続適時打も飛び出し、パイレーツを突き放した。 勝利したカブスは3戦合計41得点と打線が爆発し、同地区最下位パイレーツとの敵地3連戦をスイープ。貯金を2つに増やし、試合終了時点でナショナル・リーグのワイルドカード圏内まで5ゲーム差としている。 この試合の鈴木は5打数2安打、1打点、1四球、2三振という内容。3試合連続、直近8試合で6度目となる複数安打をマークし、今季成績は打率.278、OPS.843となっている。
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