国内景気は2カ月連続で改善 ~「観光業」や半導体関連など「製造業」が押し上げ~
今後の景気は、海外の状況など不透明な要素もある一方で、IT関連の投資など好材料も多く、底堅く推移
今後は、実質賃金の上昇の継続性のほか、市場金利や外国為替レートの動向、米大統領選の行方などが注目される。インバウンド消費を含む観光産業の回復、DXの推進やグリーンエネルギー政策のほか、人手不足に対応するための自動化やロボット技術への投資は増加すると見込まれる。加えて生成AIの普及や半導体の需要増加もプラス要因となろう。 一方で、物流コストの上昇やインフレの進行、人手不足、家計の節約志向、国際的な緊張などはマイナス材料となる。 今後の景気は、海外の状況など不透明な要素もある一方で好材料も多く、底堅く推移していくとみられる。 調査概要 調査対象企業:2万7247社 有効回答企業:1万1414社(回答率41.9%) 調査期間:2024年8月19日 ~ 8月31日 調査方法:インターネット調査