アジア開発銀行の次期総裁に前財務官の神田真人氏が選出 11代連続で日本人が総裁に就任
アジア太平洋地域の途上国支援などに取り組むADB=アジア開発銀行は、次期総裁に財務省前財務官、神田真人(かんだ・まさと)内閣官房参与を選出しました。 アジア開発銀行は、浅川雅嗣(あさかわ・まさつぐ)総裁が辞任する意向を表明したことを受けて次期総裁の立候補者を募り、日本政府が推薦した神田氏が立候補していました。 信任投票の結果、69の加盟国・地域の全会一致で神田氏が選出され、2025年年2月に就任します。 アジア開発銀行はアジア太平洋地域の途上国を支援する国際開発金融機関として1966年に設立され、11代連続で日本人が総裁に就くことになります。
フジテレビ,国際取材部