「その場にいられない無力感」集中豪雨で甚大被害のスペイン…トッテナムDFポロは給料の一部寄付を表明「力になりたい」
トッテナムのスペイン代表DFペドロ・ポロは、バレンシアで発生した大水害に心を痛めている。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 スペインでは、10月に記録的な集中豪雨が発生。特にバレンシア州は8時間で1年分の雨が降る衝撃的な降水量を記録したことで洪水が生じ、多くの犠牲者が出るなど深刻な被害を受けている。 バレンシア州のクラブは試合どころではない状況の中で、多くのフットボール関係者も街の状態を憂慮。現在はトッテナムでプレーしているスペイン人のポロも、その一人だ。 先週末に行われたプレミアリーグ第10節のアストン・ビラ戦後、ポロは母国の大水害について苦しい心情を吐露。そのうえで、被害者を支援するための寄付を行う意向を明らかにしている。 「まず最初に言いたいこととして、今日はすべてのスペイン人にとって悲しい日だ。僕たちは3~5日間、酷い苦しみを味わったと思っている。そしてバレンシアに関わるすべての人が今どのような気持ちか、想像もできないほどだ」 「SNSにも投稿したけど、この勝利を彼らに捧げたい」 「無力感があるよ。その場にいられないという無力感がね。僕は真っ先にそこに行き、助けになりたいと思ってはいるけど、実際にはロンドンにいる。試合もあるから無理なんだ」 「力になりたいと思っているから、今は無力感を感じている。代理人にはすでに話しているけど、僕は給料の一部を寄付するよ。そしてシャベルや食べ物など、彼らが必要とするものを買ってもらいたい」
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