「2時間後に電話が使えない!?」個人情報を聞き出す不審電話に注意 国民生活センター
国民生活センターは、総務省やNTT東日本(NTT西日本)をかたり、「2時間後に電話が使えなくなる」などの不審な電話に関する相談が寄せられているとして、注意喚起を行なっている。いずれも自動音声ガイダンスの後に人につながり、個人情報を聞き出すケースが確認されている。 総務省やNTT東日本、NTT西日本から、電話を停止することに関して、自動音声ガイダンスやSMSを使って連絡することは絶対にない。 非通知や知らない番号からの電話は、不審な電話のおそれがあるため普段から慎重になることが重要。これらは電話の中で個人情報を聞き出そうとするため、個人情報は絶対に伝えない。不審な電話から自動音声ガイダンスが流れた場合は、最後まで聞かずに電話を切る。 同センターでは、高齢者がトラブルに遭うことを防ぐため、身近な人が日頃から見守ることも重要とし、年末年始の帰省時には、こうした慎重な対応を家族に伝えるよう案内している。
Impress Watch,太田 亮三