ブラジルの“デブゴン”、一本勝ちに110kgの巨体がバック宙!その動きに驚きの声
4月20日、ブルガリアで行われた『SENSHI 21』で“ブラジルのデブゴン”ことルイス・デ・ブリト(29)がドイツの巨人にテイクダウンから上から体重で押し潰し、ギロチンチョークでわずか41秒殺の一本勝ち! すると何と喜びのあまり、走りながら前方回転からのバック宙を決め、観客を総立ちにさせた。 【フォト&動画】デブゴンが上から体重で押し潰し、ギロチンで秒殺一本勝ち! デ・ブリトは、身長180cm、110kg。経歴はサブ・ワールドカポエイラ王者で、コンバットサンボのブラジル王者、柔術の優勝経験もある。 対するはエンドリット・エミニ(24=ドイツ)。身長192cm、102kg。ドイツのMMAイベントインテグラFCでアームバーで勝利するなど、打撃も組み技もできる選手だ。 体重で勝るデ・ブリト。試合前にSNSでカポエイラの蹴り技のパフォーマンスを見せていたが、12cm差をどう克服するか注目された。 試合はKWUオープンスタイル95kg超級(MMAルール)。序盤からデ・ブリトが突進し、タックルでテイクダウン。上になり体重で潰すと、上からギロチンチョーク!エミニはたまらずタップし、わずか41秒での一本勝ちだった。 デ・ブリトは喜び、走りながら前方回転からのバック宙を決めた。これは日本では中井りんが勝利後にするパフォーマンスで有名だが、まさかこの“デブゴン”がやるとは。ヘビー級にしてミドル級の動きだ。 このパフォーマンスに観客は総立ちに。プロ戦績を6勝4敗とした。 リングから降りると観客からサイン攻め。舞台裏のデ・ブリトのインタビューが本日28日にSENSHI公式SNSに公開され「ありがとう、SENSHI!ありがとう、ブルガリア!この勝利を得るために一生懸命練習してきた。ここは我が家のように感じたよ」と喜んだ。