水平対向エンジン搭載! 新型「2ドア“クーペ”」公開! ド迫力ワイドボディ&ツインターボでめちゃ楽しそう! 900馬力超えの「P39 40SE」英国に登場
水平対向エンジン搭載のハイパフォーマンスクーペ
英国に拠点を構えるモータースポーツチーム「RML Group」は、2024年10月16日に新型「P39 40th Special Edition(40SE)」を発表しました。ポルシェの名スポーツカーを過激にカスタムしたハイパーカーについて、詳細を見ていきましょう。 【画像】超カッコイイ! ”水平対向エンジン”の新型「2ドア“クーペ”」を画像で見る(60枚)
RMLは1936年にアーサー・マロック氏が作ったレーシングチームを元にしています。戦後になってから法人化しており、2016年にはアーサー氏の孫のマイケルがCEOに就任しました。本拠地はシルバーストーン・サーキット近郊のウェリングボローにあります。 そのRMLが現行モデルのポルシェ「911 ターボ S」をベースに作製したのが新型P39 40SEです。 ボディサイズは全長4700mm×全幅1990mm、ホイールベースは2475mm。ポルシェ911 ターボ Sのサイズは全長4530mm×全幅1900mm、ホイールベースは2450mmですので、ベース車を若干大きくしているようです。 エクステリアはベースの911からおおむね変わらないフォルムですが、拡大したボディや、大型のインテーク、リアウィングが採用され、迫力あるデザインとなっています。 この迫力あるボディワークで、すさまじいのがダウンフォースの強化です。時速約241キロで662kgのダウンフォースを発揮するようになっており、これはベース車の4.5倍だといいます。 インテリアは、刺繍を施した新しいスポーツシートと4点式セーフティハーネスを採用。リアシートは取り外して、ロールケージを取り付けています。 パワートレインには、水平対向6気筒ツインターボエンジンに新しいECUやマニホールなどを装備し、最大約912馬力、最大トルク約101.9kgf-mを発揮します。 新型P39 40SEは10台のみ限定生産。すでに最初の1台を製作中とのことです。価格は49万5000ポンド(約9750万円)とアナウンスされています。
鈴木伊玖馬
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