マックスマーラがファーフリー宣言 正式に毛皮の使用を廃止
「マックスマーラ(Max Mara)」を運営するマックスマーラ・ファッション・グループ(MMFG)が、正式に毛皮の使用を廃止することを発表した。 【写真】マックスマーラの最新アイテム
これまでに、「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」や「プラダ(PRADA)」、「グッチ(GUCCI)」といった多くのブランドが毛皮を使わない「ファーフリー」を決めた中で、マックスマーラはまだファーフリーの方針を示していないブランドのひとつとして、ミンクの手袋やキツネの毛皮の袖口、タヌキのキーホルダーなどの商品を販売してきた。 2024年2月に行われたニューヨーク、ロンドン、ミラノ、パリのファッションウィーク中に、ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル(Humane Society International)などを含む35ヶ国以上からなる50以上の動物保護団体の連合であるファー・フリー・アライアンスが、マックスマーラに対して毛皮を使わない方針を採用するよう求める世界的なキャンペーンを実施。キャンペーン中には、毛皮廃止を訴える27万通を超えるメールや5000件を超える電話、多くのSNS投稿があった。これらの反響を受けて、同ブランドはファーフリーを決定。子会社にも適応される。