60代、「結婚した娘」と心地いい距離感でいられるコツ。時には反省することも
孫守りは娘のやり方を聞いて合わせる
画像は孫守りに娘宅に行ったある日の様子。用意してくれていたお弁当を、孫と一緒に食べたときのものです。孫を預かるときは、声がけの仕方、たとえば食事前後のルーテインやトイレのことなども娘に聞いておき、孫も私も迷わないようにしています。 でも、危ないときは言います、「あかんよー! 痛いかもしれんよー」と。あまりクドクド言っても効果がないと思うので、今まではシンプルに伝えていたのですが、最近は理由を説明したら孫が理解できるようになってきました。子どもの成長は驚くほど速いですね。 このように、孫たちは少し会わないだけでも変化していて驚くし、話していて飽きません。かわいいし、楽しいし、見ているだけで幸せにさせてくれる存在です。でも、会うのがたまにだから、こう思えるのかもしれません。
親子であってもほどよい距離感でありたい
互いの性格や、それまでの親子関係、現在置かれている環境などによって、結婚した子どもとの関係は人それぞれだと思います。ただ、上手につき合ってお互いに機嫌よく暮らしたいのは、どなたも同じではないでしょうか。 私が娘との関係でモヤモヤすることがあるとすれば、そのときの自分の状態がよくなくて、思い込みが激しくなっているときです。自分の価値観に合わないことをしていると感じてしまい、不安になったり寂しくなったりするのでしょう。逆に言えば、こちらがほどほどに充実した毎日を送っていれば、子どもとの価値観の違いなど気にしなくなると思います。 母娘といえどもほどほどに距離があると思うくらいが、私にはちょうどいいです。これは孫と私にも言えること。この気持ちも、私が年齢を重ねていけば、さらに変わっていくでしょう。でも、そのときはそのときです。 今回のように「ちょっと失敗したかも」と思ったら早めに修正して、今に目を向けるようにします。主婦同士、母親同士、同じ女性同士として、程よい距離感を測りながらつき合っていけば、互いに成長していけると信じたいです。
原田さよ