【高橋真麻さん(43)】念願のアナウンサーに!でも待っていたのは辛い日々…ストレスで体重が37キロに|STORY
会社を辞めなかったのは「高橋英樹の娘」だから
30歳から高橋真麻の人生がスタートした ーー入社3年目でやめたいと思っても9年間局アナを続けたのはどうしてですか? 会社を辞めたいと思った時も、ただでさえコネ入社だと言われた高橋英樹の娘が3年で会社を辞めたとなったら、「やっぱり英樹さんの教育が甘かったのね」と父親の名前に傷をつけることになると思い辞めるのを思いとどまりました。それはこの時だけではなくて、小さい頃からとにかく親の名前に傷をつけないように、いい子にしなければという思いはずっとありました。父親が一生懸命働いたお金で生活をさせてもらっている、勉強をさせてもらっているという気持ちがすごくあったので、とにかく親の名前に傷つけないように生きてきました。だから、中学、高校、大学の時も選択肢に迷った時は、どの選択をしたら一番親に迷惑をかけないかを優先して考えていました。常に「高橋英樹の娘」といわれる人生だったので、30歳くらいになって自分のキャリアができて、アイデンティ、キャラクターも確立されてようやく「高橋真麻」の人生がスタートしたと思っています。 撮影/沼尾翔平 取材/山崎智子