IT社会の「不倫の原因」…夫が妻の「密会現場」に乗り込んで戦慄した「妻のウラギリ」のヤバすぎる中身
妻の「ウラギリ」は終わらなかった…
結局、剛広さんは妻から「彼とは別れた」という言葉を引き出せないまま、結婚生活が続きました。あの男とつながっているのか、また会っているのか……。妻への疑いが脳裏を何十回に駆け巡り、頭がおかしくなりそうでした。 妻の行動を24時間、365日間ずっと監視し続けることは不可能です。別れたという確証がないなか、一つ屋根の下で一緒に暮らすのは苦痛でしかありません。 剛広さんは傷つき、悩み、苦しめられた末、最終的には離婚を決断しました。今回の件がきっかけで妻のことを信じられなくなった結果です。 そして、剛広さんは役所へ離婚届を提出し、後日、戸籍謄本を確認しました。そうすると妻は離婚の当日、その男と再婚していたのです。
不倫が発覚する可能性は高まっている
ちなみに、2024年4月より女性の再婚禁止期間が撤廃されました。 今まで離婚後、すぐに再婚することが認められていたのは男性だけ。女性は離婚から再婚まで200日(~2016年)、100日(2016年~2023年)の期間を空けなければなりませんでした。なぜなら、結婚中に妊娠し、離婚後に出産した場合、子の父親は(前)夫になるからです(民法772条。嫡出推定)。 そこで今回の改正では妻が妊娠していないことを証明するという条件がつけられました。妻は役所に婚姻届に加え、医師の診断書を提出したのでしょう。剛広さんは離婚することでようやく事の顛末…妻が男を切れていなかったことを知ったのです。 10年前まで不倫が発覚するのは1ヵ月先、2ヵ月先でした。なぜでしょうか? 不倫の証拠の一例を挙げると「探偵に頼んでおいた証拠をようやく入手」、「クレジットカードの明細に2人分の旅行代金」、「久々の性交渉で避妊に失敗し妊娠」など。必ずといっていいほど時間差がありました。 しかし、最近は違います。例えば、機種変のバックアップ、他端末への同期、デュアルSIMなどでスマホの中身はダダ漏れ、車のドラレコやカーナビGPS、玄関カメラ録画など動画のSDカードからチョイ漏れ。そして財布の中身、クレジットや電子マネー、QRコード明細など私物の中身からボロ漏れとなるからです。 いずれも不倫の当日もしくは数日後には確認可能で、どこの誰が何をしているのかを即、特定することが可能です。つまり、現代進行形の不倫に遭遇する確率が格段に上がったことは頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。 さらに連載記事『「妻の裏切り」の決定的証拠がドライブレコーダーに記録されていた…!「避難生活」で壊れゆく「夫婦の仲」と「夫の覚悟」』では、さらに夫婦関係の複雑な事情を紹介していますので、参考になさってください。
露木 幸彦(行政書士・ファイナンシャルプランナー)
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