【新宿御苑でひとり飲み】レモンサワー工場併設バーに、野菜を食べるもっちり窯焼きピザ!
“よそ行きの私”に少し“素”が混ざったような、どっちつかずの自分で楽しむ時間は外のみならでは。そんな外のみの醍醐味、たまには “ひとり”で味わいませんか。誰にも気を遣わなくていい。自分と対話をする。いつもじゃない人と出会う。知らない世界に飛び込めるひとりのみ、女性ひとりでも気負いなく楽しめる場所を、お酒業界の広報歴14年の児島麻理子さんが“あの街”で探索します。今回の街は新宿御苑。
〈profile〉
児島麻里子 フリーランスPR、ライター お酒にまつわるプロデューサーやライターとして活躍。出版社、洋酒会社での広報の経験を生かし、お酒の楽しさを日々発信している。趣味は世界の蒸留所を巡ること。これまでに世界7か国国以上の蒸留所とバーを巡る。ハナコラボパートナー。Instagram:@mariccokojima
新宿からすこし離れ、四谷にほど近い場所にある新宿御苑は新宿の喧騒とは一変、落ち着いたエリアです。レンガ造りの事務所ビルや、花園商店街など昔ながらの風景が残りつつ、その扉の奥に個性派のお店が顔を出してくれることもある、掘りだし甲斐がある街です。本日は公園に隣接する話題のニュースポットと、レモンサワーブームの火付け役となったあの店の2号店でひとりのみ。
1軒目:レモンサワーブームの火付け役による工場併設のカウンターバー〈OPENBOOK破〉
年季を感じるレンガ張りのビルの1Fに備え付けられた、古木の扉。ここにレモンサワー工場があるとは、傍からは想像できないかもしれません。 謎めいた扉を開いた人だけが体験できる、レモンサワーの世界が広がっています。
〈オープンブック〉は知る人ぞ知る、レモンサワーブームの火付け役のひとつ。1号店はオーナーの田中開さん曰く“都心の灰皿”ゴールデン街にあります。そのカオスなエリアからすこし離れた新宿御苑に、秘密基地のようにオープンした〈オープンブック破〉は、“飲めて楽しめるレモンサワー工場”をコンセプトとした、ニュータイプの角打ちバー。缶商品と瓶詰めをしている工場併設のカウンターでは、最新の缶商品はもちろん、タップでサワーカクテルが味わえるなど実験的な試みをしています。