【新宿御苑でひとり飲み】レモンサワー工場併設バーに、野菜を食べるもっちり窯焼きピザ!
店名のGRINとは“ニヤリ”を表す言葉。食べたひとが思わずニヤリとしてしまう料理を、凄まじい集中力で創っているのがシェフの佐々木さんです。これまでに複数の外資のレストランの日本でのローンチの経験があり、オリジナルレシピに自分のアレンジを加えて、日本に伝えることを得意としてきました。 今回のオープンにあたり、惜しまれつつ閉店した代々木上原の名店〈エンボカ〉との出合いがあり、その独創的なピザレシピを継承させてもらうことに。そこに自分らしさを加え、〈GRIN〉ならではのスペシャリティピザを完成させました。
GRINのピザの特徴は、しっかりと空気を含んだもっちり柔らかい生地に、みずみずしさを感じる野菜やハーブがのっていること。 その感触を実現するために、窯にいれる時間は約2分! その間、上へ横へと火加減を見ながら、ピザを窯のなかで華麗に操ります。その様子はまるでマジシャン。 すべてのピザはハーフ&ハーフで対応可能。ひとりでも飽きずに食べきれるのがうれしい。そして、〈GRIN〉でぜひ試してほしいのが、野菜のピザです。レンコンのピザでもわかるように、十分なボリューム感。生地が軽いので、野菜そのものを食べる感覚でピザが味わえます。万願寺とうがらしや上勝しいたけのピザも絶品!
またワイン好きに嬉しいのは、キッチン脇のワインセラーから自分でボトルを選べること。セレクトは佐々木シェフが行っているので、どれも料理と合いやすい味わいです。一人のみのときにはグラスワインも各種そろっています。
人との繋がりを大切にする〈GRIN〉では、じつはメニュー表に食材やお酒の生産者や、器作者など、まるで映画のエンドロールのように、関わりのある造り手の名前が書かれています。そのひとつにあがっているのが、前述の〈OPENBOOK〉。ご近所であることから、〈GRIN〉専用のレモンチェッロを作ってもらったそうです。レモンを1/2個、たっぷり絞る自家製サルシッチャには、レモンチェッロソーダが好相性!