座礁から4日後…小型タンカー「さんわ丸」引き出す作業再び始まる 事故直前、急に進路を変更したか 北海道函館市・恵山岬
北海道放送(株)
6日に北海道函館市の恵山岬沿岸で、小型タンカーが座礁した事故で、岩礁からタンカーを引き出す作業が始まりました。 【写真を見る】小型タンカー「さんわ丸」を引き出す作業再開 藤田忠士記者 「午前10時すぎからタンカーを沖へと引き出す作業が続いていますが、一向に動いている様子はありません」 10日午前10時ごろ、水深が深くなり船の浮力が大きくなったタイミングで、サルベージ船が、座礁した小型タンカー「さんわ丸」を岩礁から引き出す作業が始まりました。 えさん漁業協同組合 上見孝男組合長 「1時間でも2時間でも1日でも早く、船がえい航されるようそう願っているところ」 さんわ丸からは8日、燃料の重油が漏れ出ているのが見つかっていましたが、その後、新たな燃料の流出はないということです。 さんわ丸は、秋田に向かう途中で恵山岬を過ぎた後に急に進路を変えたことが分かっていて、函館海上保安部が事故の原因を調べています。
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